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  1. 城陽市議会 2021-02-22
    令和 3年第1回定例会(第1号 2月22日)


    取得元: 城陽市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-26
    令和 3年第1回定例会(第1号 2月22日) 令和3年         城陽市議会定例会会議録第1号 第 1 回      令和3年2月22日(月曜)午前10時00分開会   〇出席議員(20名)      乾     秀  子  議 員      熊  谷  佐 和 美  議 員      上  原     敏  議 員      奥  村  文  浩  議 員      谷  村  浩  志  議 員      平  松     亮  議 員      一  瀬  裕  子  議 員      太  田  健  司  議 員      澤  田  扶 美 子  議 員      西     良  倫  議 員      増  田     貴  議 員      宮  園  昌  美  議 員
         相  原  佳 代 子  議 員      谷     直  樹  議 員      小 松 原  一  哉  議 員      土  居  一  豊  議 員      大  西  吉  文  議 員      本  城  隆  志  議 員      語  堂  辰  文  議 員      若  山  憲  子  議 員 〇欠席議員(0名) 〇議会事務局      長  村  和  則  局長      本  田  一  美  次長      樋  口  友  彦  議事調査係長      葛  原  さ  な  主事      長 谷 川  順  子  速記 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者      奥  田  敏  晴  市長      今  西  仲  雄  副市長      本  城  秋  男  副市長      北  澤  義  之  教育長      荒  木  正  人  理事                  企画管理部長事務取扱      河  合  寿  彦  危機管理監      綱  井  孝  司  総務部長      森  田  清  逸  市民環境部長      吉  村  英  基  福祉保健部長                  福祉事務所長      中  林  憲  彦  まちづくり活性部長      木  谷  克  己  まちづくり活性部参事      森  島  正  泰  都市整備部長      南  郷  孝  之  消防長      大 喜 多  義  之  上下水道部長                  公営企業管理者職務代理者      薮  内  孝  次  教育部長      上  羽  雅  洋  総務部次長                  財政課長事務取扱      角  田     勤  福祉保健部次長                  福祉事務所次長      大  石  雅  文  まちづくり活性部新都市政策監                  まちづくり活性部次長                  新名神推進課長事務取扱 〇議事日程(第1号) 令和3年2月22日(月曜)午前10時00分開議  第1         諸報告  第2         会議録署名議員の指名について  第3         会期の決定について  第4         令和3年度(2021年度)施政方針演説  第5 議案第  8号 専決処分の承認を求めることについて(市長提出)  第6 議案第  9号 特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例及             び城陽市執行機関等の附属機関の設置等に関する条例の一部改             正について(市長提出)  第7 議案第 10号 城陽市公共下水道使用料条例の一部改正について(市長提出)  第8 議案第 11号 城陽市介護保険条例の一部改正について(市長提出)  第9 議案第 12号 城陽市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の             基準等に関する条例の一部改正について(市長提出)  第10 議案第 13号 城陽市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及             び運営の基準等に関する条例の一部改正について(市長提出)  第11 議案第 14号 城陽市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準             等を定める条例の一部改正について(市長提出)  第12 議案第 15号 城陽市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介             護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関             する基準等を定める条例の一部改正について(市長提出)  第13 議案第 16号 城陽市学童保育所の設置及び管理に関する条例の一部改正につ             いて(市長提出)  第14 議案第 17号 城陽市国民健康保険条例の一部改正について(市長提出)  第15 議案第 18号 城陽市火入れに関する条例の一部改正について(市長提出)  第16 議案第 19号 工事委託契約の締結について(市長提出)  第17 議案第 1 号 令和3年度(2021年度)城陽市一般会計予算(市長提出)  第18 議案第 2 号 令和3年度(2021年度)城陽市国民健康保険事業特別会計予算             (市長提出)  第19 議案第 3 号 令和3年度(2021年度)城陽市寺田財産区特別会計予算(市長             提出)  第20 議案第 4 号 令和3年度(2021年度)城陽市介護保険事業特別会計予算(市             長提出)  第21 議案第 5 号 令和3年度(2021年度)城陽市後期高齢者医療特別会計予算             (市長提出)  第22 議案第 6 号 令和3年度(2021年度)城陽市水道事業会計予算(市長提出)  第23 議案第 7 号 令和3年度(2021年度)城陽市公共下水道事業会計予算(市長             提出)  第24         請願について 〇会議に付した事件  議事日程に同じ           ────────────────────── ○熊谷佐和美議長  おはようございます。  ただいまの出席議員数は20名でございます。  これより令和3年第1回城陽市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。           ────────────────────── ○熊谷佐和美議長  日程第1、諸報告を行います。  まず監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく、令和2年10月分から12月分までの例月現金出納検査結果報告書が送付されており、お手元に配付いたしておりますので、ご覧願います。  同じく監査委員から、地方自治法第199条第9項の規定に基づく、令和2年度定期監査結果報告書、令和2年度随時監査(工事監査)結果報告書、2件が送付されており、お手元に配付いたしておりますので、ご覧願います。                              (報告書は巻末に掲載)           ──────────────────────
    熊谷佐和美議長  日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、上原敏議員、奥村文浩議員を指名いたします。  両議員にお差し支えのある場合には、次の議席の方にお願いいたします。           ────────────────────── ○熊谷佐和美議長  日程第3、会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から3月30日までの37日間といたします。  これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と言う者あり) ○熊谷佐和美議長  ご異議なしと認めます。よって今期定例会の会期は、37日間と決定いたしました。           ────────────────────── ○熊谷佐和美議長  日程第4、令和3年度施政方針演説を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 本日、ここに、令和3年第1回城陽市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位にはご出席を賜り、心から御礼申し上げます。  新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、世界中で人々の日常生活を脅かし、社会経済にも深刻な影響を与えております。お亡くなりになられた方に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、罹患された方の1日も早いご回復をお祈り申し上げます。  また、医療従事者をはじめ、感染症への対応にご尽力頂いている全ての方々に心より敬意を表しますとともに、感謝を申し上げます。  本市といたしましても、感染症対策の決め手となるワクチン接種を1日でも早く実施できるよう全力を尽くすとともに、今後とも国や京都府との緊密な連携により、様々な手段にて感染状況に応じた情報発信を行ってまいります。  さて、令和3年度の基本方針でありますが、私の公約であります3つの基本姿勢、スピーディーなまちづくり・対話でつくるまちづくり・信頼ある市役所づくりに基づき、引き続き市政の推進に努めてまいりたいと考えております。市長就任2期目総仕上げの年に当たり、市民の皆様のご協力を頂き、市政運営に全力を傾注いたしますので、議員各位のなお一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。  それでは、お時間をいただき、令和3年度の市政運営に当たりまして、その基本方針を述べさせていただきます。  初めに、市政運営を取り巻く環境についてであります。  我が国においては、新型コロナウイルス感染症の拡大が地域経済に対して甚大な影響を与えているとともに、テレワークなどの新たな働き方など、国民の意識や行動に変化をもたらしました。我々は時代の大きな転換点に直面しており、政府・企業・個人等が危機意識を共有し、それぞれの立場で変革への取組を進めることが不可欠であると言われています。  こうした状況の中、本市においては、感染拡大防止対策に加え、人口減少・少子高齢化等の課題解決に向けて、新たな市街地や東部丘陵地の整備、JR奈良線の高速化・複線化など、交流人口の拡大となる礎を築いてきたところであります。  今後も、感染拡大防止対策を講じるとともに、第2次山背五里五里のまち創生総合戦略に基づき、増加する交流人口を定住化につなげるとともに、本市にお住まいの方々の暮らしやすさを向上するため、子育てや教育環境の充実、雇用機会の確保に取り組むなど、未来に向かって大きく躍動する新たな城陽、NEW城陽の実現に取り組んでまいります。  財政面を見ますと、本市の財政状況は、持続可能な財政運営ができるよう、依存財源から自主財源へのシフトを目指した強固な財政基盤をつくり上げている途上であり、市民サービスの低下を招かないことを念頭に置きつつ、限られた財源を効果的に活用することが重要と考えております。  今後につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、地方税などの減収が見込まれるとともに、人口減少や高齢化の進行、社会保障費の増加が予想される中でありますが、新名神高速道路の令和5年度末全線開通という大きな好機を生かした大規模なプロジェクトは、時期を逸することのない取組が必要となります。さらに、地方創生の取組への深化、防災・減災対策の促進や老朽化施設への対応など、多額の財政需要が見込まれております。  このため、国の地方財政対策を慎重に見極めるとともに、将来にわたって健全な財政運営が可能となるよう、強固な財政基盤をつくり上げていくことが必要であり、財政の健全化に向けた取組を進めてまいります。  令和3年度の予算編成は、新型コロナウイルス感染症の長期化により大変厳しい財政状況の中ではございましたが、各種計画の着実な推進と公約である7つの政策の推進などを編成方針に掲げ、将来に向けた都市基盤整備のほか、きめ細やかな福祉や教育施策に至るまで、効率よく財源を配分したところであります。  全体の予算規模と構成でありますが、一般会計総額は319億6,200万円とし、令和2年度に比べ、4億500万円、1.3%の増となりました。  また、特別会計及び企業会計を含む7会計の合計では、553億165万円とし、令和2年度と比べ、1億4,070万5,000円、0.3%の増の予算といたしたところであります。  一般会計予算規模は、令和2年度に市債の一部を繰上償還したことから公債費の減があるものの、新型コロナウイルスワクチンの接種に伴う物件費の増や普通建設事業費、扶助費などの増により増加となっております。  それでは、次に7つの政策に基づいて、令和3年度の主要施策について、新規・充実を図る事業を中心にご説明申し上げます。  1つ目の柱、活気あるまちを創りますについてであります。  初めに、新名神高速道路を活かしたまちづくりについてであります。  新名神高速道路の建設につきましては、令和5年度末の全線開通に向け、高架橋工事や土工事が行われるなど、着実に事業が進められており、地理的優位性を最大限に活用したまちづくりを進めてまいります。  城陽スマートインターチェンジ(仮称)につきましては、NEXCO西日本とともに用地取得等に取り組んでまいります。  都市計画道路東部丘陵線につきましては、用地取得に取り組むとともに、新名神高速道路との同時施行にて土工事等を進めてまいります。  次に、東部丘陵地整備につきましては、先行整備地区である長池地区及び青谷地区の新名神高速道路全線開通に合わせたまちびらきの実現に向けた取組を進めるとともに、無秩序な開発を防止し、計画的なまちづくりの推進に努めてまいります。  長池地区につきましては、府内初となるプレミアム・アウトレットの整備促進を、青谷地区につきましては、中核物流拠点の立地実現に向けた取組を進めてまいります。  府立木津川運動公園につきましては、京都府における懇話会での検討を踏まえて、令和3年度以降に都市計画の変更等が予定されており、各種団体からの要望も踏まえつつ、子どもから高齢者まで多世代の方々が共に楽しめ、地域経済の循環を満たす地域活力の向上に資する施設として、周辺施設との相乗効果が期待できる公園を要望してまいります。  次に、商工業の活性化についてであります。  今般の新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に鑑み、市内事業者の経営状況や経営課題などの把握に一層努めてまいります。  京都城陽カンパニーネットワークサンフォルテ城陽ネットワークなどを活用し、企業等の相互連携及び情報交換を促進することで、市内産業の活性化を目指してまいります。  また、商工会議所の新商品開発事業への支援等を通じて産業の創出に努めるとともに、商工会議所との連携により、中小企業相談や各種事業などの取組を支援してまいります。  さらに、サンフォルテ城陽京都山城白坂テクノパークなどへの進出企業に対して助成するとともに、駅周辺へのにぎわいと市内への転入促進を図るため、新規創業及び第2創業とされる個人事業主や法人に対し、支援してまいります。  また、市内企業の経営の安定を図るため、マル城融資などの本市独自の低利融資制度を継続し、事業者支援のさらなる強化に努めてまいります。  商店街振興につきましては山背彩りの市などの事業を、また金銀糸産業につきましては燦彩糸プロジェクトを支援してまいります。  産業支援サイトJoInTにより、農商工をはじめとする全産業の魅力や強みを市内外に広くPRするとともに、市内企業の魅力的な情報を発信し、雇用の創出に結びつける企業紹介誌ジョーカンを発行してまいります。  次に、観光の振興についてであります。  青谷梅林につきましては、梅の郷青谷づくり事業を観光協会に委託し、荒廃梅林の復興作業や里山づくり、特産品の開発を市民協働で進めてまいります。  また、TWINKLE JOYOや城陽秋花火大会に対し、支援してまいります。  広域観光につきましては、京都やましろ地域×東京しぶや連携事業に参画し、本市の誇る特産品や農産物などを首都圏へPRしてまいります。  また、お茶の京都DMOに参画してまいります。  エコミュージアムの取組につきましては、文化財等の地域資源を活用し、より多くの人たちを呼び込むため、広く市内外に魅力を発信してまいります。  また、市内の地域資源について学ぶ講座等を市民団体と協働して開催し、ふるさと意識を醸成してまいります。  文化財や歴史的遺産につきましては、史跡等の適正な維持管理により、その保護に努めるとともに、久津川車塚古墳の発掘調査を継続的に行ってまいります。  京都サンガF.C.への支援につきましては、全ホームゲームで市民応援バスツアーを実施するとともに、激励会の開催など、J1昇格に向けた機運を盛り上げてまいります。  次に、オリンピック・パラリンピックについてであります。1年延期されました東京2020オリンピック競技大会について、市域で行われる聖火リレーに係る運営支援などを行ってまいります。また、パラリンピック競技大会の聖火リレーの採火イベントを本市でも実施し、オリンピック・パラリンピックへの関心を高めてまいります。  次に、2つ目の柱、安心・安全、福祉先進都市・城陽を実現しますについてであります。  初めに、危機防災についてであります。  緊急性の高い情報を市民に迅速にお知らせするため、同報系防災行政無線を運用してまいります。  地震や風水害、土砂災害などの危険性やとるべき行動並びに事前の備えなどを周知し、被害の軽減が図れるようハザードマップを作成し、全戸配布するとともに、災害用備蓄品の整備や各種団体との防災協定のさらなる締結を進めてまいります。  また、自主防災組織が取り組む防災訓練や研修、災害時要配慮者の避難支援対策に積極的な支援を行うとともに、防災リーダーの育成や女性防災リーダーのさらなる登用に努めてまいります。  さらに、令和2年度に締結した市内郵便局との協定に基づき、指定緊急避難場所付近の郵便ポストにステッカーを貼り付け、避難場所の周知に努めてまいります。  次に、河川の整備についてであります。  一級河川古川につきましては、京都府において古川最下流より拡幅工事が進められ、また、国道24号交差部より上流の市街地部については、床上浸水対策特別緊急事業に取り組まれており、改修の早期実現に向け、府市協調のもと、積極的に取り組んでまいります。  また、市管理河川につきましては、東部丘陵地のまちづくりに合わせて普通河川今池川及び今池川排水路の断面改修等に取り組むとともに、準用河川嫁付川につきましても整備を進めてまいります。  さらに普通河川青谷川の護岸崩落箇所について、本復旧及び整備を実施してまいります。  次に、消防力の強化についてであります。  寺田小学校及び青谷小学校の敷地内に耐震性防火水槽を設置するとともに、査察車の更新等を行ってまいります。  また、コロナ禍において医療機関等とのさらなる連携強化に努めるとともに、救急安心センターきょうと#7119の市民利用促進を図ってまいります。  消防団につきましては、消防団員の確保と活性化に努めるとともに、市長査閲や各種訓練を実施してまいります。  また、旧富野公民館跡地に建設しております富野荘分団の本部器具庫を運用してまいります。  次に、防犯の取組についてであります。  城陽警察署とのさらなる連携強化に努めるとともに、暴力追放推進協議会等と連携し、犯罪のない安心・安全なまちづくりの推進に取り組んでまいります。  また、自治会等による防犯カメラの設置に対して補助を行い、犯罪抑止力の向上を図ってまいります。  次に、空き家等対策についてであります。  専門機関と連携した相談体制により、空き家相談会等の取組を進めてまいります。  また、三世代近居・同居住宅支援制度の距離条件拡充により、高齢世帯と子育て世帯のさらなる支援を行うとともに、空き家バンク制度により、人口流出抑制、就労世代人口の増加も含めた取組を進めてまいります。  次に、交通安全の推進についてであります。  交通安全対策協議会などの関係機関と連携を図り、交通安全・事故防止に取り組んでまいります。  また、75歳以上の高齢者の自主的な運転免許証返納を促進する支援施策を実施してまいります。  交通安全対策につきましては、街灯、カーブミラー、路面標示などの交通安全施設の整備に努めるとともに、通学路につきましては、PTAなどからの要望に基づき、中学校前の横断歩道のカラー化などを実施してまいります。  消費者保護につきましては、消費生活だよりの発行や消費生活講座・消費生活展の実施などに取り組んでまいります。  次に、福祉先進都市・城陽の実現についてであります。  市民、社会福祉協議会民生児童委員協議会等の福祉関係諸団体、行政等がそれぞれの役割を担いつつ、連携・協力し、総合的な取組を展開してまいります。  初めに、新型コロナウイルス感染症拡大防止への対策につきまして、新たにワクチン接種について実施体制を整備し、市民の皆様への接種を進めてまいります。  また、福祉事業所に対し、情報共有や相談対応等をはじめ、感染症拡大防止に必要な支援に努めてまいります。  次に、子育て支援の充実についてであります。  待機児童の解消に向けた取組として、民設民営による中規模保育所小規模保育事業所の整備への支援を行うとともに、保育環境を充実させるため、清仁保育園の円滑な移転・新築を支援してまいります。  また、病児保育事業につきましては、京都きづ川病院で実施してまいります。  さらに、奨学金返還支援事業及び保育士宿舎借上げ支援事業を広く周知し、保育士確保に努めてまいります。  地域子育て支援センターひなたぼっこにおきましては、子育て支援事業を展開するとともに、多世代交流事業を充実してまいります。  また、子どもとその家庭を総合的に支援する拠点の令和4年度設置に向け、児童相談所や他の自治体との情報共有等が可能となる児童家庭相談システムの導入を進めてまいります。  子育て支援医療につきましては、乳幼児及び中学校3年生までの児童・生徒の通院・入院について、共に1医療機関月200円の自己負担で受診できるよう、助成を行ってまいります。  次に、国民健康保険事業についてであります。  無料で受診できる特定健診の受診勧奨、各種検診に係る自己負担金の助成などにより、疾病の早期発見・治療を図り、被保険者の健康寿命の延伸と医療費の削減を目指してまいります。  また、幅広い年齢層の被保険者が意欲的に健康づくりに参加できるよう、健康マイレージ事業に取り組んでまいります。  次に、高齢者福祉についてであります。  介護保険事業につきましては、令和3年度に策定する高齢者保健福祉計画・第8期介護保険事業計画に基づいた施策を展開してまいります。  一般介護保険事業につきましては、ゴリゴリ元気体操プログラムを中心に、地域における住民主体の介護予防活動の展開を目的とした教室を実施してまいります。
     包括的支援事業につきましては、地域包括支援センターが中心となって、介護・福祉・健康・医療など、様々な面から総合的に支援してまいります。  認知症関連施策につきましては、認知症対応型共同生活介護の公募による整備を進め、認知症初期集中支援チームを通じた早期発見・早期対応に取り組むとともに、認知症サポーターステップアップ研修を積極的に開催してまいります。  また、認知症高齢者及びその家族を支援するため、認知症高齢者等個人賠償責任保険加入事業を新たに実施してまいります。  家族介護支援施策につきましては、在宅の要介護高齢者を介護する家族を支援するため、紙おむつ給付事業の対象者を要介護3以上に拡大し、実施してまいります。  次に、障がい者福祉についてであります。  手話への理解の促進及び普及を図り、地域において手話が使いやすい環境の構築に努めるとともに、生活介護事業、移動支援事業などを実施してまいります。  また、サン・アビリティーズ城陽で行われるパラ・パワーリフティング競技への支援を行ってまいります。  次に、福祉のセーフティネットについてであります。  生活保護相談や、保護世帯に対し適切な生活支援を行うとともに、就労支援員による自立に向けた支援を行ってまいります。また、不正受給防止に向け、生活状況の把握など、適切に対応してまいります。  あわせて、就労準備支援事業、子どもの学習支援事業、家計改善支援事業などを実施してまいります。  また、自殺対策として、グリーンコールなどの電話等相談事業や、こころの体温計の運用などを実施してまいります。  孤立死対策につきましては、民間事業者・京都府と協力して、見守り活動をしてまいります。  次に、市民の健康づくりについてであります。  健康診査や各種がん検診、予防接種、乳幼児健康診査の受診率・接種率の向上を図るとともに、地域で展開する各種の健康づくりの取組を推進してまいります。  また、高齢者の健康促進とフレイルに対応するため、保健事業と介護予防事業を一体的に実施してまいります。  風疹対策としましては、抗体保有率が低い世代の男性に対する全額公費助成を行ってまいります。  また、生活習慣病の予防・重症化予防のため、市民が減塩に取り組むことができる環境づくりに努めてまいります。  妊娠・出産への支援につきましては、妊婦健康診査の補助を行うとともに、産科医療機関の誘致に向けて取り組んでまいります。  不妊治療等助成につきましては、市独自で拡充を行いました一般不妊治療への助成を行ってまいります。  また、すくすく親子サポートカウンターにおいて、妊娠期から子育て期を地域で安心して過ごすことができるよう、切れ目のない支援を実施してまいります。  さらに、産後の心身のケアや育児サポートなどに対するきめ細やかな支援を実施するための宿泊による産後ケア事業を新たに導入し、その充実に努めるとともに、さらなる母子に対する支援体制の強化として、産婦健康診査事業の実施について検討を行い、産後の初期段階における支援の拡充を目指してまいります。  次に、交通弱者等の移動手段の確保についてであります。  城陽さんさんバスにつきましては、シルバー・フリーバスライドなど各種の利用促進の取組を行うとともに、バス車両の更新に対して補助を行い、運行の安全性の確保に努めてまいります。  また、青谷方面乗合タクシーにつきましては、運行継続の条件を達成したことから、令和3年度も運行を継続してまいります。  次に、3つ目の柱、豊かな自然、住みよい環境を整えますについてであります。  初めに、都市の基盤となります道路の整備促進についてであります。  まず、都市計画道路の整備につきましては、新青谷線の整備を行うとともに、JR山城青谷駅周辺整備を合わせて実施してまいります。  次に、市道整備につきましては、市道242号線の古川橋の歩道整備を古川改修に合わせて取り組むほか、市道11号線や市道257号線、市道3001号線などの道路整備を行うとともに、市道103号線や市道12号線ほか2路線の道路改良を進めてまいります。  また、JR奈良線の高速化・複線化事業に合わせた市道104号線の道路改良を進めてまいります。  次に、国道や府道の整備についてであります。  まず、国道24号につきましては、新名神高速道路の事業進捗に合わせ、東西4車線化などの寺田拡幅事業の早期完成や、城陽・八幡間の連絡道路新設を国や京都府に要望してまいります。  国道307号につきましては、宇治田原町境の未改良区間の道路整備事業の早期完成を京都府に要望してまいります。  また、府道上狛城陽線の南城陽中学校以南の未改良区間の抜本対策としてのバイパス計画となるよう、早期具体化と現道の狭隘箇所の改良を京都府に要望してまいります。  府道城陽宇治線の久津川交差点改良につきましては、交差点改良や府道整備を京都府に要望し、本市も連携し、取り組んでまいります。  生活道路につきましては、安全・安心みちづくり事業や住みよいみちづくり事業、塚本深谷線周辺の生活道路整備などにより、歩道設置、交差点改良、狭隘道路等の改良、老朽化側溝の改修等を進めてまいります。また、住民ニーズの多様化に対応した道路整備を実施するため、地域提案型の市民が主役のみちづくり事業を進めてまいります。  本市が管理する橋りょうにつきましては、点検を行い、計画的かつ予防的な修繕を実施してまいります。  街区公園につきましては、遊具等施設の補修や取替え等を随時実施するとともに、地域で育む親しみ公園整備事業を実施してまいります。  次に、駅及び周辺整備についてであります。  山城青谷駅周辺整備につきましては、橋上駅舎及び自由通路の工事を行ってまいります。  寺田駅周辺整備につきましては、進入道路整備について、早期に工事完了ができるよう、用地取得に取り組んでまいります。  また、寺田駅西側の民間活力を誘導する区域のまちづくりを進めるため、寺田駅前まちづくり協議会に対しコンサルタントの派遣など、業務支援を行ってまいります。  長池駅周辺整備につきましては、おこしやして長池へへの支援等を行い、長池まちづくり協議会と協働したまちづくりの機運醸成に努めてまいります。  JR奈良線の高速化・複線化第二期事業につきましては、令和4年度の完成と全線複線化の実現に向け、JR奈良線複線化促進協議会とともに取組を進めてまいります。  踏切の安全対策につきましては、JR奈良線の高速化・複線化事業に合わせて、寺田道踏切の踏切内歩道の新設を進めてまいります。また、山城青谷駅周辺整備事業に合わせた駅北側の中村道踏切についても、JR西日本と踏切内歩道の新設を進めてまいります。近鉄京都線につきましては、久津川7号踏切等の改善に取り組んでまいります。  また、近鉄京都線の立体交差化事業や片奈連絡線の整備につきましては、国や京都府など関係機関に要望してまいります。  次に、上下水道に関する事業についてであります。  水道事業につきましては、基幹管路の耐震化などを進めてまいります。  また、木津川氾濫時の浸水想定区域内にある第3浄水場について、浸水対策の詳細設計に取り組んでまいります。  さらに、水道事業ビジョンの中間見直しに向けて、水道施設整備実施計画の見直しに取り組んでまいります。  公共下水道事業につきましては、耐震化事業を進めつつ、資金不足を解消し、将来にわたって安定的に下水道事業を運営していくため、下水道使用料の改定を予定しております。  また、未接続の一般世帯や事業所への普及啓発活動に取り組んでまいります。  次に、農業振興についてであります。  お茶の生産振興につきましては、伝統的なよしず・こもの購入や、茶の苗木購入に対し補助を行い、高級てん茶の産地としての地位を維持・確立するとともに、心和む抹茶ふれあい体験の実施など、茶文化の普及啓発に努めてまいります。  梅の生産振興につきましては、新たに梅の木の苗木保護への支援を行うなど、生産量の拡大に向け取り組んでまいります。  イチジクの生産振興につきましては、苗木購入に対して補助を行うとともに、ブランド力の向上を目指し、PR活動を展開してまいります。  さらに、6次産業化・農商工連携の推進につきましては、特産物の振興と農業者・商工業者の所得向上に向け、6次産業化・農商工連携に取り組む事業者に対し補助を行い、機運の醸成と担い手の確保・育成及びビジネスマッチングのための取組を進めてまいります。  次に、地産地消の推進についてでありますが、新鮮で安心・安全な地元の農産物を供給できるよう、直売所等の振興を図ってまいります。  次に、農地の利用についてでありますが、農業委員会とともに、京力農場プランの実質化に取り組んでまいります。  次に、環境施策についてであります。  城陽環境パートナーシップ会議を中心とし、市民等との協働により、環境施策の推進に努めてまいります。  また、温室効果ガス排出量の削減を目指し、より一層の取組を進めるとともに、住宅用蓄電池等の設置に対して補助してまいります。  次に、ごみ減量と資源の有効活用についてであります。  分別収集やごみの減量化の啓発に努めるとともに、一般廃棄物処理基本計画の次期計画策定を進め、子ども会や自治会などの古紙類等の集団回収や生ごみ処理機等購入への補助により、ごみの減量・再資源化に努めてまいります。  次に、動物飼養についてでありますが、飼い主のいない猫に対する不妊去勢手術費への補助を行うとともに、犬・猫の飼い主等への飼養のマナーの啓発に努めてまいります。  次に、4つ目の柱、働く場を創りますについてであります。  職住近接による定住を促し、人口減少に歯止めをかけるとともに、市税収入を増やすためにも地元企業や新たな立地企業へ雇用を結びつけていくことは重要であります。  求職者と市内企業とのマッチングを進めるため、商工会議所やハローワーク宇治、京都ジョブパークと連携し、企業説明会を実施してまいります。  また、求職者への支援として、ハローワークの求人情報の提供や、職業に関する講座の開催などに加え、産業支援サイトJoInTに求人情報や講座情報などを掲載し、さらなる情報提供に努めてまいります。  さらに、ワーク・ライフ・バランスの推進に向けた啓発事業を展開するなど、働きやすい環境整備の取組を進めてまいります。  新規就農支援につきましては、若い農業者就農促進事業により、経営能力の向上や技術習得を支援するとともに、担い手育成総合支援協議会と連携し、本市農業の中心的役割を担う認定農業者の確保・育成に努めてまいります。  次に、5つ目の柱、全国に誇れる人材を育て、次世代の力を育みますについてであります。  まず、学校教育についてであります。  未来の教育を展望し、子どもの未来輝きプランとして5つの事業を推進してまいります。  1つ目として、学校におけるICT環境の整備とプログラミング教育への対応についてであります。  GIGAスクール構想の実現に向け、府内でいち早く1人1台端末とネットワーク整備を完了し、活用を開始しているところであります。  既に小学校に配置しているICT推進マスターに加え、GIGAスクールサポーターを全ての小・中学校に配置し、教員への助言やプログラミング教育、教員研修等の実施により、教員の指導力を高め、ICTの活用による子どもたちの可能性を引き出す学びを推進してまいります。  2つ目として、英語教育の充実とグローバル化への対応についてであります。  令和3年度の中学校学習指導要領の全面実施に向け、英語指導助手AETを10名体制とし、英語による表現力・発信力の強化と国際感覚の醸成を進めてまいります。  3つ目として、中学校の体育科の水泳指導についてであります。  生徒の泳力の向上、天候に左右されない授業時間の確保、学校プールの維持管理費の削減などを狙いとし、北城陽中学校及び南城陽中学校においては、民間施設で水泳授業を行い、外部指導者と教員による指導を行ってまいります。  4つ目として、教育の出発点である幼児教育についてであります。  富野幼稚園においては、3歳児保育の実施や預かり保育の延長などの運営改革に取り組んでおり、さらに9月からは給食の提供を週1回試行実施してまいります。  また、小学校との連携、AETの派遣など、公立ならではの教育を推進するとともに、あそびのひろばなど、地域の子育て支援も進めてまいります。  5つ目として、コミュニティスクールについてであります。  学校と地域が一体となって地域に開かれ、地域に支えられるよりよい学校づくりを進め、長時間勤務の改善と教員が子どもと向き合う時間を確保し、教育の質の向上に努めてまいります。  また、地域の方々の支援や協力がより一層子どもの学びや成長に生かされるよう、研究者を交えた調査・分析を行ってまいります。  さらに、放課後子ども教室及び土曜日子ども教室推進事業につきましては、新規開設を目指すとともに、さらなる事業の充実に向けて支援してまいります。  これら5つの新規・充実事業のほか、学校図書館司書を5名配置し、図書館教育を推進してまいります。  また、城陽子ども文化・科学賞、ふるさと城陽絵画コンクールを実施し、学びの努力をたたえ励ますとともに、ふるさと城陽への愛着と誇りへの意識醸成に努めてまいります。  学校への人的支援として、教育充実補助員や学習支援員、特別支援教育支援員を配置してまいります。  また、不登校対策に係る補助員やスクールカウンセラーも配置してまいります。  続いて、援助制度についてであります。  経済的理由により就学困難な児童・生徒に対する就学援助に加えて、新入学生への入学前支給も行ってまいります。  また、私立幼稚園につきましては、特別支援教育推進や健康診断実施に対する助成を行うなど、支援を進めてまいります。  次に、新型コロナウイルス感染症への対応についてでありますが、消毒液等の保健衛生用品等を整備し、感染症対策を徹底しながら、児童・生徒の学びを保障してまいります。  次に、義務教育施設についてであります。  トイレの洋式化につきましては、深谷小学校と寺田西小学校の整備工事に取り組むとともに、北城陽中学校の設計を行ってまいります。  また、学校施設等長寿命化計画に基づき、校舎の屋上防水改修工事を行うなど、順次改修工事に取り組んでまいります。  さらに、旧青谷消防分署等を解体し、青谷小学校の来校者用駐車場などの整備を行ってまいります。  学校給食につきましては、地元農産物の利用促進など、食材の充実に努め、食育の推進に取り組んでまいります。
     若者の定住を奨励するための奨学金返還支援制度につきましては、登録者に対し支援金の支払いを開始するとともに、さらなる周知を行い、利用者の拡大に努めてまいります。  青少年の健全育成につきましては、青少年の意見発表会、自然とのふれあい登山を開催・実施するとともに、青少年健全育成市民会議の活動への支援を行ってまいります。  また、青少年を取り巻く社会環境の浄化やあそびのはくぶつ館、オータムコンサート、子ども会スポーツまつりなどの青少年育成団体等が主催する、地域に根ざした事業への支援を行ってまいります。  次に、6つ目の柱、市民との対話、あなたの思いを活かしますについてであります。  広聴につきましては、市民の意見を市政に取り入れるため、城陽未来まちづくり会議、55人委員会や市長ふれあいトークを開催してまいります。  広報につきましては、広報紙をはじめ、ホームページやSNS、FMうじを活用した市政情報の発信に努めるとともに、本市のイメージアップや情報発信力を強化し、伝わる広報を行うため、新たにLINEによる情報発信に取り組んでまいります。  ふるさと城陽応援寄附につきましては、窓口となるポータルサイトを活用するなど、さらなるPRと件数の増加に努めてまいります。  また、法律相談、交通事故相談などの各種専門相談を行ってまいります。  令和3年9月24日任期満了の市長選挙、令和3年10月21日任期満了の衆議院議員総選挙及び令和4年4月15日任期満了の府知事選挙につきましては、公平・公正に執行してまいります。  次に、7つ目の柱、市民が主役、あなたの活動を積極的に支援しますについてであります。  まず、市民との協働によるまちづくりにつきましては、市民活動支援センターにおきまして、市民活動の活性化及び市民協働のさらなる推進を図ってまいります。  また、自治会につきましては、研修会の開催や各種補助金の交付など、活動の活性化に向け、支援してまいります。  さらに、自治会連合会を単位とする市政懇談会を実施してまいります。  コミュニティセンターにおきましては、地域住民が主体となった運営により、地域のニーズに応じた事業を実施してまいります。  また、開館40周年を迎える東部コミュニティセンターの記念事業を支援してまいります。  コミュニティセンターの整備につきましては、市民ニーズを踏まえ、北部コミュニティセンターの耐震補強及び機能充実に向けた工事等を実施してまいります。  また、工事中の仮執務室として使用する旧古川保育園の改修工事を行うとともに、代替施設の確保など、利用者への支援を行ってまいります。  生涯学習の推進につきましては、市民大学を市民と協働で開催し、多様な学習内容と機会の充実に努めてまいります。  また、久津川公民館につきましては、屋上防水改修工事等を実施してまいります。  さらに、まなびEyeの発行などにより、各種講座・イベント等の情報を提供してまいります。  文化パルク城陽につきましては、城陽市民余暇活動センターから提出のありました文化パルク城陽の改革方針を踏まえ、さらなる施設の活性化や一部施設の時間貸し化による利便性の向上に取り組んでまいります。  図書館につきましては、乳幼児及び小・中学生におすすめブックリストを配布し、読書活動の推進に取り組んでまいります。  また、さらなる利便性向上と利用拡大に向け、予約が可能な蔵書検索機を全てのコミュニティセンター図書室に導入してまいります。  歴史民俗資料館につきましては、市域の調査・研究を進め、地域の歴史・民俗・考古資料等を広く紹介するとともに、魅力ある特別展の開催やエコミュージアム事業と連携した展示、学校教育と連携した体験学習などを実施してまいります。  文化芸術の振興につきましては、市民等との協働により、大正琴・和太鼓の国民文化祭記念事業などの各種の施策を実施するとともに、文化芸術協会に対し支援を行い、さらなる文化芸術の推進に努めてまいります。  次に、スポーツ・レクリエーションの振興につきましては、多種多様なスポーツ教室・大会を実施するとともに、スポーツ協会やスポーツ少年団などに対して支援を行い、生涯にわたるスポーツライフの実現を図ってまいります。  総合運動公園スポーツゾーンにつきましては、安心・安全にスポーツができる環境の整備を進めてまいります。  次に、ロゴスランドにつきましては、施設の適正な管理運営を行い、新たに設置されるドッグランや修景地のウッドデッキを活用し、さらなる魅力向上に取り組んでまいります。  また、市民プールにつきましては、管理棟などの耐震補強工事を実施してまいります。  次に、人権が尊重される社会の実現に向けた取組につきましては、啓発や研修等を行うとともに、企業や民間団体等とも連携した広域的な取組を進める中で、あらゆる差別の解消と人権の確立を目指してまいります。  また、男女共同参画の推進につきましては、ぱれっとJOYOを拠点として、市民等が一体となって各種の取組を行うとともに、さんさんフェスタやパープルリボン運動などの啓発事業を実施してまいります。  姉妹都市交流につきましては、姉妹都市盟約締結30周年を迎えた大韓民国慶山市やアメリカ合衆国バンクーバー市、鳥取県三朝町との交流に努めてまいります。  また、国際交流協会への支援を実施してまいります。  平和への取組につきましては、小・中学生の広島派遣や、平和のつどいの開催など、平和都市の取組を推進してまいります。  次に、市民の利便性の向上についてであります。  マイナンバーカードにつきましては、市民に対し速やかに交付する体制を整え、交付促進に努めるとともに、マイナポイントの申込み支援を行ってまいります。  以上、7つの政策に基づき、令和3年度に実施いたします主要な施策について申し上げました。  これら施策を進めるに当たりましては、財源の確保や、行財政改革、働き方改革の推進を図るとともに、市民から信頼される市政運営を担える人材育成に取り組んでまいります。  また、国の動きを踏まえ、デジタルトランスフォーメーションの推進に向け、全庁的に取り組んでまいります。  さらに、国、京都府や近隣自治体との連携を一層強化し、山城地域全体の活性化につながる施策の推進に取り組んでまいります。  今、城陽は、まちづくりの大きな転換期を迎えています。大規模な事業が進行する中、明るい未来に向かって大きく躍動しようとしております。  あわせて、既存市街地の再整備、健康福祉や教育・文化の充実、農業・商工業振興など、各施策の推進に取り組んでいるところであります。  市民の皆様に誇りを持っていただける城陽市となるよう、そして皆様の笑顔が輝き、活気にあふれ、夢や希望が城陽の明るい未来へとつながるよう、新たな城陽、NEW城陽の実現に向け、SDGsの理念に留意しつつ、全力でまちづくりに取り組んでまいる所存でございます。  最後に、議員の皆様をはじめ、市民の皆様の一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、私の施政方針とさせていただきます。  ありがとうございました。 ○熊谷佐和美議長  以上で施政方針演説は終わりました。  施政方針演説に対する質問は、後日、日程を設けておりますので、ご了承願います。  午前11時5分まで休憩いたします。         午前10時56分     休 憩         ──────────────         午前11時05分     再 開 ○熊谷佐和美議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。           ────────────────────── ○熊谷佐和美議長  日程第5、議案第8号、専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第8号、専決処分の承認を求めることについてご説明申し上げます。  本件は、令和2年度城陽市一般会計補正予算第10号につきまして、令和3年1月29日付で専決処分をいたしましたので、これを報告し、承認を求めるものでございます。  2ページ、3ページをお願いいたします。  今回の補正予算は、補正前予算額419億1,905万1,000円に、歳入歳出それぞれ3,347万円を追加し、予算の総額を419億5,252万1,000円とするものであります。  補正の内容といたしましては、歳出予算では、衛生費で、新型コロナウイルスワクチン接種の接種に係る経費3,347万円を計上いたしております。  次に、歳入予算では、国庫支出金で、新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金1,200万円、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金2,147万円を計上いたしております。  その他債務負担行為で、新型コロナウイルスワクチン接種事業で限度額2,200万円を設定いたしております。  今回の補正項目につきましては、新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種について、国の示すスケジュールで接種が開始できるよう、専決処分を行ったものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。                               (議案は巻末に掲載) ○熊谷佐和美議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  若山議員。 ○若山憲子議員  すみません。これはいわゆる国がワクチンの接種をすることが即可能なようにということで、福祉部局からは1月時点のことでこの補正予算にというような説明も受けているんですけれど、このワクチン接種、新年度にさらに2億3,600万円のワクチンの予算を組んでいただいているんですけれど、いわゆる新型コロナウイルス感染症対策ということで言うと、府の交付決定額があると思うんですけれど。それで言うと、例えば東部デイサービスセンターで利用者さんが感染をされたということで、それ自体は大きなことには至らなかったんですけれど、そういう高齢者施設の場合、京都府が宇治からということで検査体制を拡充していくということだったと思うんですけれど、当然国の方針を受けてですけれどね。それで言うと、城陽市の東部デイサービスセンターの場合、あれは事業者さんが検査を事前に実施されて、結局陰性が分かって、早い段階での再開が行われたというように聞いているんですけれど、その費用負担ですよね。それはいわゆるこの事業者さんではなくて、そういう高齢者施設への検査体制の拡充ということで、その費用負担はどうなるんですかというのが1点。  そのことと、そういうことがあったということで、実際に東部デイサービスセンターを利用されている利用者の皆さんにコロナでの休職期間中の影響というのがなかったのかどうか。2点だけ教えてください。 ○熊谷佐和美議長  角田次長。 ○角田勤福祉保健部次長  まず1点目でございますけれども、施設での検査をする場合ですけれども、この検査につきましては京都府が実施するという形になるわけでございまして、その費用については京都府が負担するという形でございます。したがって、本人負担とか、そういうようなものはございません。  それと、もう1点の東部デイの関係の休職された方ですけれども、一時的なものなので、特にこちらのほうで収入がないとかいうような報告は受けておりません。  以上でございます。 ○熊谷佐和美議長  若山議員。 ○若山憲子議員  国の意向を受けているから京都府で実施をするので、東部デイサービスセンターに関しても、府の検査で、事業所負担や本人負担はないということで、あの場合でもということで理解をしておいたらいいんですね。はい、分かりました。  そのことと、いわゆるコロナ感染症に対する対応分ということで1月の部分ですので、それで補正を組まれているんですけれど、地域経済対策対応分というのは今後どんなふうになっていくんでしょうか。その交付限度額も府から示されていると思うんですけれど。細かいことは結構ですけれど、今後、どんな形になっていくのかだけ教えてください。 ○熊谷佐和美議長  本城副市長。 ○本城秋男副市長  今回の専決させていただきました件以外の対策につきましては、通常の3月補正で計上させていただきまして、全額を繰り越して、令和3年度に執行を予定いたしております。    (若山憲子議員「結構です」と言う) ○熊谷佐和美議長  ほかに質疑はありませんか。  乾議員。 ○乾秀子議員  すみません。ちょっと確認の質問という形になるかもしれないですけど、先ほどおっしゃっていました地域創生臨時交付金の交付額の限度額の中で、新型コロナウイルス感染症対策対応分ということで、入手しました。これは精査中でしたけれども、1億2,000万ぐらいのお金が出ているんですけど、これの一部が今回の歳入の分になるわけですか。国費分になるんですかね。  それと、そういう形で順次充てていかれるのかということと、それから不明な点がありましたので、幾つか部局のほうのお答えをいただいた中で、市民の方からちょっと連絡がありましたのでお聞きするんですけれども、一番心配されているのは、本当に4月1日から接種できるのかということと、いつ頃クーポン券を送ってくださるのかとか、会場はどこになるのかとか、そういうことを気にしていらっしゃる方があるんですけど、昨日ちょっとテレビを見ていましたら、老人の方の、65歳以上の人口が2万1,000人ほどおられる関東のほうの市のことなんですけど、9週間ぐらいでその方たちを対象に接種を終えるみたいな、そういう報道の仕方だったんですけど、うちの場合は例えば65歳以上の方が100%で2万3,000人ぐらいですかね。その方をどれぐらいの目標で、何%ぐらいの方をこれから接種、4月1日なら4月1日から接種されていく、そのスケジュールの中で、3か月ぐらいでと初めおっしゃっていたんですけど、そういう接種ができるものなのかどうかというのが大変気になるのと、それから、これもお声を頂いた分なんですけれども、これから薬事承認が終わったらクーポンと一緒に、接種券と一緒に予診票を送られるというところもあるみたいなんですけども、外国籍の方が、例えばそこにQRコードなどを付していただいて、すぐに自分たちに向けての事前の情報が得られるような形に予診券とかはしてもらえるのかな。これは3月中旬ぐらいはまだ高齢者の方なんですけども、順次進めていかれる中で、そういう配慮も今後していっていただけるのかをちょっとお聞きしたいと思うんですけど、よろしくお願いします。 ○熊谷佐和美議長  角田次長。 ○角田勤福祉保健部次長  1点目の地域創生臨時交付金の関係でございますけれども、今回の専決で上げております歳入の関係でございますけれども、こちらにつきましては、国の令和2年度の予備費分、それと令和2年度の第3次の補正分を歳入予算として計上しているところでございます。  それと、2つ目の4月1日からできるのかといったことでございますけれども、まず昨日もちょっと報道とかいろいろあって、ずれ込むとかいろいろ言われておりますけれども、一応国が今、示しておりますスケジュールは、4月以降に高齢者を行うという形になってございます。具体的にスケジュールについては国からまだ下りてきておりませんけれども、一応私どもは3か月以内に接種ができるような形でやっていきたいというふうに考えております。  次に、接種の率ですけれども、一応高齢者のインフルエンザワクチン、これの接種率ですけれども、城陽市の場合は大体50%程度が接種率になっていますけれども、それを超えた60%を一応めどに現在しておりまして、できる限り希望される方については接種できるように頑張ってまいりたいというふうに考えております。  予診票の関係でございますけれども、QRコードということでご提言いただきましたけれども、これにつきましては国のほうからまだ具体的な資料等届いておりませんので、今後、検討してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○熊谷佐和美議長  乾議員。 ○乾秀子議員  ありがとうございました。次にもちょっとお聞きしたいことがあるんですけど、私はどうしても高齢者と交わる機会が多いからなんですけれども、今回の接種の順番から言うと、高齢者の方が接種されて、その次に高齢者施設とか障がい者施設とか、そういう施設にお勤めの職員さんとかが接種されるということになっているんですけど、高齢者の方が接種されていて、例えば高齢者施設の方、職員さんの接種が後になることに何か違和感があるんですけども、それは国が決めたことなので、そういう接種の順番というか、仕方がないというふうに受け取ったほうがいいのか。若い人と高齢者が交わるという感覚がちょっと私にはなじまないんですけれどもね。  それから、医師の確保ということなんですけど、私もいつも近所のクリニックに行っているんですけど、水曜日だけが休診日で、土曜日半分お休みで、日曜日お休みという形なんですけど、日頃は本当に待合室がいっぱいで、たくさんの方が普通の治療に、検査に、またお薬をもらいに来られていて、終日大変混雑しているんですけれども、もし個別接種ということを城陽市でも多分に取り入れられるようになったときに、やはり医師会の先生のご協議によるとは思うんですけれども、そういうふだん接しているかかりつけのお医者さんがおいでになるところとか、集団接種のときはそのお医者さんが出張してこられるとか、そういう形でそういう先生のお世話になるということになるんですかね。とても医師の確保というのに疑問を感じるんですけど。お考えだけで結構です。 ○熊谷佐和美議長  角田次長。 ○角田勤福祉保健部次長  1点目の高齢者施設の関係で、施設の従業員といいますか、従事者の方ですけれども、一応順番的にいきますと、高齢者、それからその次に基礎疾患を有する方、その後においてそういう方になるわけなんですけれども、報道では、例えば施設の高齢者の方に合わせて実施をするということも検討されているというような報道もございます。これにつきましては、多分施設のほうでクラスターが発生する場合のことが非常に危惧されている中でのそういうご発言だったと思うんですけれども、今後、これらにつきましてはまた国からいろいろ通知が来るかと思いますので、その時点で例えば施設の入所者、それから施設の従業員の方と一緒に接種ができるかどうか、これについては国の通知を待ちたいなというふうに思っております。  それともう1点ですけれども、接種のほうですけれども、一応集団接種、それと個別接種、2つのことにつきまして、現在、宇治久世医師会のほうで宇治・城陽・久御山、3市町が一緒になってどうするかということを検討しているところでございまして、例えば現在でも高齢者を含むインフルエンザ予防接種も現在、かかりつけのお医者さんで受けていらっしゃることもございますので、そういったことを病院のほうが対応されていくんじゃないかなというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○熊谷佐和美議長  乾議員。 ○乾秀子議員  ありがとうございます。最後は要望なんですけども、私は薬剤を体内に入れたことでアナフィラキシーになって、アドレナリンの注射を受けたという経験があるんですけれども、受けたときにどういう反応を自分の体が示すのかすごい心配していますので、今、そういうことをご心配の方もあると思いますし、医師会の先生方とどういう体制でそういうことにも対応していかれるのか、また早く分かりましたらお知らせいただきたいなと思っていますので、よろしくお願いします。  以上です。
    熊谷佐和美議長  ほかに質疑はありませんか。  語堂議員。 ○語堂辰文議員  今、ご質問もあったんですけれども、10ページで需用費、役務費、委託料ということで上げていただいているんですけど、それぞれどういうふうに使われるのかお聞きしたいんです。  聞きますと、城陽市では、ある病院では職員の方、医師の方や看護師さんはじめ、もう既に接種をされたというふうにもお聞きしているんですけれども、市民の皆さんはいつ頃できるのか。どういうふうにして接種がされるのか。それからテレビの報道などで、接種したらすぐ帰っていいんじゃなくて、最低でも15分は待機する。相当広いところが必要じゃないかということですけれども、城陽市の進め方ですね。先ほどスケジュールの話がありましたけれども、具体的にどういうふうに、何百人の方がそういう接種で殺到されるということで、個別の医院とかでしたら大変なことになってくると思いますけれども、そこら辺について2つほどお聞きします。よろしくお願いします。 ○熊谷佐和美議長  角田次長。 ○角田勤福祉保健部次長  予算書の10ページでございますけれども、まず需用費といたしまして102万5,000円、それから役務費として325万3,000円、委託料として2,919万2,000円、合計3,347万円を計上しているところでございます。まず需用費でございますけれども、これは予防接種に係りますマスク、それから消毒液などの感染防止の資機材でございます。次に役務費でございますけれども、これにつきましては、65歳以上の方の個別通知に係ります郵便料でございます。最後の委託料でございますけれども、これにつきましては、医師会に対します予防接種の委託料でございます。それと個別の通知書の作成の封入封緘に係ります委託料、それからコールセンターの運営委託料、それとシステム改修等の電算委託料などでございます。  それと、何人の方がということでございますけれども、一応10月1日現在の16歳以上の方でいきますと、6万6,467人、これは10月1日現在ですけれども、この方のうちのおおむね60%の方が受けられるであろうということでございます。  それと、スケジュールの関係でございますけれども、大きなところでいきますと、まず今現在は医療従事者の方が接種されておりまして、その後ですけれども、高齢者の方になります。その後ですけれども、それ以外の方ということで、基礎疾患を有する方、それから高齢者施設の従事者、それとそれ以外の方という形の順番になるということでございます。繰り返しになりますけれども、そういう順番になりますけれども、具体的にいつから接種が始まるかということにつきましては、まだ国のほうから具体的にスケジュール等が下りていないので、これ以上申し上げることはできませんので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○熊谷佐和美議長  語堂議員。 ○語堂辰文議員  皆さん心配されているのは、いつ頃になるのか。特に報道ではワクチンの日本への配送といいますか、来るのが遅れているというような話もありまして、心配がされているということでございます。今、お聞きいたしますと、個別のそういう診療所などでの対応ということもあるかと思いますけれども、やはり皆さんそういう心配されているのは、情報が分からない。城陽市ではどういうふうにされるのかとか、そういうことがあると思いますので、そういうお知らせをぜひとも全家庭といいますか、行き渡るようによろしくお願いしたいと思います。要望して終わります。 ○熊谷佐和美議長  ほかに質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○熊谷佐和美議長  これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第8号については、委員会付託を省略いたします。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○熊谷佐和美議長  ご異議なしと認めます。よって議案第8号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○熊谷佐和美議長  討論なしと認めます。  これより議案第8号を採決いたします。  議案第8号は、承認することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○熊谷佐和美議長  全員挙手。よって議案第8号は、承認することに決しました。           ────────────────────── ○熊谷佐和美議長  日程第6、議案第9号及び日程第7、議案第10号を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第9号及び議案第10号の2議案につきまして、一括してご説明申し上げます。  まず議案第9号、特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例及び城陽市執行機関等の附属機関の設置等に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本件は、城陽市就学指導委員会等の名称及び委員の定数を改正したいので、提案するものでございます。  続きまして議案第10号、城陽市公共下水道使用料条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本件は、重要な管路の耐震化を実施しつつ、資金不足を解消するため、下水道使用料を改定したいので、提案するものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○熊谷佐和美議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○熊谷佐和美議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております議案第9号及び議案第10号については、総務常任委員会に付託いたします。           ────────────────────── ○熊谷佐和美議長  日程第8、議案第11号から日程第14、議案第17号までの7議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第11号から議案第17号の7議案につきまして、一括してご説明申し上げます。  まず議案第11号、城陽市介護保険条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本件は、市町村特別給付による紙おむつ購入費の支給事業の実施並びに介護保険法施行令の一部が改正されたことに伴い、城陽市介護保険条例について所要の改正を行いたいので、提案するものでございます。  続きまして議案第12号、城陽市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本件は、指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準の一部が改正されたことに伴い、城陽市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例について所要の改正を行いたいので、提案するものでございます。  続きまして議案第13号、城陽市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本件は、指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部が改正されたことに伴い、城陽市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例について所要の改正を行いたいので、提案するものでございます。  続きまして議案第14号、城陽市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本件は、指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準の一部が改正されたことに伴い、城陽市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例について所要の改正を行いたいので、提案するものでございます。  続きまして議案第15号、城陽市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本件は、指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部が改正されたことに伴い、城陽市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例について所要の改正を行いたいので、提案するものでございます。  続きまして議案第16号、城陽市学童保育所の設置及び管理に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本件は、城陽市富野学童保育所の移転・新築により、学童保育所の位置が変わること等に伴い、城陽市学童保育所の設置及び管理に関する条例について所要の改正を行いたいので、提案するものでございます。  続きまして議案第17号、城陽市国民健康保険条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本件は、国民健康保険法施行令の一部が改正されたこと等に伴い、国民健康保険料の所得割額の算定並びに被保険者均等割額及び世帯別平等割額の減額の対象となる所得の基準に関する規定等を改正したいので、提案するものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○熊谷佐和美議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○熊谷佐和美議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております議案第11号から議案第17号までの7議案については、福祉常任委員会に付託いたします。           ────────────────────── ○熊谷佐和美議長  日程第15、議案第18号、城陽市火入れに関する条例の一部改正についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第18号、城陽市火入れに関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本件は、行政手続の簡素化を推進することにより、市民の利便性向上を図るため、申請様式における押印を廃止したいので、提案するものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○熊谷佐和美議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○熊谷佐和美議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております議案第18号については、建設常任委員会に付託いたします。           ────────────────────── ○熊谷佐和美議長  日程第16、議案第19号、工事委託契約の締結についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第19号、工事委託契約の締結についてご説明申し上げます。  本件は、新名神高速道路と同時施工が必要な東部丘陵線の工事委託契約を締結したいので、提案するものでございます。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。                               (議案は巻末に掲載) ○熊谷佐和美議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  語堂議員。 ○語堂辰文議員  6ページ、カラーが入っているんですが、ここで見ますと、いわゆる運動公園のところに新名神の白い線が引いているんですけど、ここについては、これは高架になるということなのでしょうか。それが1点です。  もしそうなれば、せんだって北側部分の運動公園のところに南北連絡線というような報告といいますか、その会議があったということですけど、これは高架のさらに上を連絡橋というのが通るのでしょうか、その高架の下を通るのでしょうか。これが2つ目。  それと、全体に関わるんですけれども、今回、委託ということになったんですが、この契約金額というのは以前から出されています、最初40億円でしたけど、65億円になったんですけど、その中に内数といいますか、含まれるんでしょうか。それが3点目。  最後、12月補正のときに東部丘陵線の債務負担行為というのが出ていました。27億でしたか。それとの関係はどうなのでしょうか。4つお聞きします。よろしくお願いします。 ○熊谷佐和美議長  大石新都市政策監。 ○大石雅文まちづくり活性部新都市政策監  まず公園部分の新名神高速道路の構造ですが、ご質問でありましたように、高架構造で、要するに橋梁で計画されております。それと、公園北側区域の南北連絡線、ブリッジの計画というところなんですが、この位置で新名神高速道路は大体20メートルぐらいの高さになってまいりますので、非常に高い位置を高速道路が通る形になります。今後、公園の計画の中で、今、おっしゃいましたように高速の下を通すのか、上を通すのか、このあたりは検討されていくというようなことでございます。  それと、今回の契約金額が全体事業費の試算値65億の中に含まれるのかというご質問でございます。全体事業費につきましては、現在、設計が進む中で全体事業費の精査をかけているところでございまして、最終的な全体事業費の額というのは、今後、精査した中でご報告させていただきますが、今回のこの工事の内容につきましては、要するに土工事、土を切ったり盛ったりする土工事がメインの工事になっておりまして、65億で試算させていただいた中にもこの土工事の部分というのは含んでいるというところでございます。  それと、12月補正のときに令和2年度から令和5年度までの4か年の債務負担行為の設定をかけさせていただきましたが、この債務負担の設定につきましても、この全体の事業に必要な債務負担設定ということになっております。  以上です。 ○熊谷佐和美議長  中林部長。 ○中林憲彦まちづくり活性部長  すみません。最後の点だけ少しちょっと補足させていただくんですけれども、12月補正で補正予算を組ませていただくと同時に、次年度以降の債務負担行為の設定もお世話になりました。次年度ということですので、3年度以降の分を債務負担という形になっておりますので、それプラス今年度分の補正予算、合わせて今回の委託契約に伴う予算的な裏づけというのはご承認といいますか、ご理解いただいているというところでございます。 ○熊谷佐和美議長  語堂議員。 ○語堂辰文議員  今、お聞きしましたら、まずこの図面ですけれども、これまでお聞きしていましたのは、いわゆる太陽ヶ丘線といいますか、そこから給食センターのところへ向けて、いわゆる府道が新名神までは来るんですけど、その間はボックスカルバートで細かい線が引いていますけど、そこはトンネルになる。いわゆる府道がなる。その白い細かい線のところは土盛りやというふうにお聞きしていたんですが、これを見ますと、土盛りが終わった後、白い線が引いているところは高架やということでございます。そうすると、今、お聞きしましたら、常識的に考えて、今、お話のように東部丘陵線、そこから約20メートルの位置に高架の新名神が通る。さらにその上を通るのか、下を抜けるのか、南北連絡橋がどうなるかまだ調整中やということでございますけれども、城陽市のほうとしてはどういう要望をされているのか。市民の皆さんからしたら、その連絡橋を、眺めはいいでしょうけれども、そういうふうに南北を通られるわけですので、車とかは通らないと思いますし、そういうものが利便性といいますか、至便性といいますか、そういう点でいくと、当然高架になるのでしたら下が通れるのじゃないのかということになってくると思うんですけれども、そこら辺については、市のほうはどういう要望をされているのか、お聞きしたいと思います。  2点目の65億円の中に含まれるのかということをお聞きしましたら、今回の契約についてはその内数だ、中身といいますか、予定だということですけれども、お聞きしましたら、本体工事というよりかは土工事ということで、切土、盛土、そういう関係じゃないかと思うんですけれども、ほかについてはさらに追加があるのか、お聞きをいたします。  それから、12月補正のことで、これは5年間にわたって27億というのがありました。これもそこに入るというようなご説明でございましたけど、あわせて今、部長からもお話がありましたけれども、これに加えて、その図面でいきますと、アウトレットの外周道路がございます。現在はこの一番下のところの角っこといいますか、調整池の工事がされていますけれども、その東部丘陵線からアウトレットの中を通りまして、いわゆる外周道路といいますか、そういうのでつながるということですけど、その右のほうの、ちょうどこれでいきますと、アウトレットモールのルのあたりが凹んでいますが、ここのところは現在、城陽市が外周道路の延長線ということでスマートインターにつなぐ、そういう道路の買収、それからそれに向けての設計とか調査、今されているということでお聞きしているんですけど、ここについては大体どのくらいの予算を考えておられるのか。追加ですけど、よろしくお願いします。
    熊谷佐和美議長  大石新都市政策監。 ○大石雅文まちづくり活性部新都市政策監  まず1点目の公園のブリッジの形状というのか、高さ関係の要望というところなんですが、ちょっと先ほど申しましたように、高速道路が20メートルの高さになりますので、それの上をブリッジをかけるとすればかなりの高さになってまいりますので、最終的に南側区域と北側区域の公園を結ぶブリッジになってきますし、当然全ての方が利用できるような形態が求められるところですので、そういうバリアフリーの観点からいきますと、そういう意味でどの高さになるのかというのを京都府さんのほうで、今後、検討されていくというところでございますので、ちょっと今の段階で私どもが上に行く、下に行くという答えは控えさせていただきたいというふうに思います。  それと、本体工事の追加部分があるのかというところでございますが、今回、同時施工で出させていただきましたのが、この6ページのところについております図にありますNEXCOとの工事、いわゆる同時施工でやる区間、約3.3キロメートルの土工事の部分になります。東部丘陵地内というのは、基本東部丘陵線というのは要するに土の切り盛りで道路を造っていくという構造になりますので、今回の土工事というのがいわゆるメイン的な工事になってくるというふうに考えております。ただ、最終的にはそういう土工事をした後に、舗装であったりとか、施設類の設置というのが改めて必要になってくるというところでございます。  それと、今回の3.3キロ以外の、要するに東部丘陵線の東と西の端の部分です。青い線で入れているところですが、ここはNEXCOとの同時施工の区域外になってまいりますので、ここの部分につきましては、それぞれの事業の進捗に合わせて、市のほうが単独発注、要するに市のほうが単独施工していくという区間になってまいります。  それと、3点目ですけど、アウトレット外周道路から延長する、いわゆるスマートインターチェンジへのアクセス区間についての事業費の関係がございましたが、これは令和3年度におきましてここの道路の詳細設計の予算等を計上させていただいておりますので、こういう設計業務を行った後に事業費の試算を行っていくというところでございますので、現時点におきましてはどの程度の事業費がかかってくるかというのは、ちょっと明確なお答えはできないというところでございます。  以上です。 ○熊谷佐和美議長  語堂議員。 ○語堂辰文議員  今、ご答弁いただいたんですけれども、この図面の高架になるということでございます。高架にされて、何度も繰り返してご答弁がありましたけれども、20メートルぐらいの高さになる。そうしますと、さらにその上の高架の上に南北の連絡橋ということになりますと、さらに8メートル、9メートル、そういう世界になってくるんじゃないかと思いますので、眺めはいいか分かりませんけれども、そういう利用されている方は南北の連絡ということでございますので、私がお聞きしましたのは、市のほうの要望はどうですかとお聞きしたんですけれども、府のほうがそういうところは考えて計画されるでしょうということですけど、やり市民の皆さんのことを考えていただいて、そういう提案を進めていただけたらと思います。土盛りでしたらボックスカルバートとか大変な工事になってくるんじゃないかと思いますけれども、高架ということでございますので、そこらあたりも含めて、そういう市民の立場で要望を出していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  あとアウトレットの外周道路の関係とかは何遍もお聞きをしているんですけれども、やはりこれもまた予算委員会の中でも出てくると思いますので、そちらでお聞きします。  全体の予算が幾らになるのか分からないということで何度も指摘をさせていただきましたけれども、先ほどの予算の積み上がりといいますか、それが最終的なものが分かりませんので、またこれも予算委員会でも聞きますけれども、大体どのくらいのめどになるのか、また積算をしておいていただきたいと思います。終わります。 ○熊谷佐和美議長  ほかに質疑はありませんか。  若山議員。 ○若山憲子議員  すみません。この工事、いわゆる3.3キロの工事なんですけれど、土工事ということだったと思うんですけれど、それで言うと、いわゆる新名神、NEXCOさんとの共同でということで、スケールメリットがあるということでこのNEXCOに委託を全てされていると思うんですけれど。それで言うと、例えば土工事の関係で言うと、どの程度のメリットというように、例えばこの契約そのものが市民にとっていわゆる40億から65億になったときには国のちゃんとした評価、便益性の評価をちゃんとしてもらったと思うんですけれど、それで言うと、この費用対効果という言い方がいいのかどうか分かりませんけれど、NEXCOと同時発注をして、同時工事を進めていくことによって、この委託をすることで市の負担がどの程度軽減されるのかということを1点教えてください。  それと、土工事ということですから、これで言うと新名神の建設に関しては新名神で出た土に関しては内部で処理をするということになっていたと思うんですけれど、どれぐらいの土が動くのか、そのことも教えてください。 ○熊谷佐和美議長  大石新都市政策監。 ○大石雅文まちづくり活性部新都市政策監  まず同時施工のメリットのところでございますが、具体的な金額というのは、そこまでは算出しておりません。ただ、6ページの切土イメージ図を見ていただいて分かりますように、新名神高速道路が高い位置にあって、そののり尻に東部丘陵線ができるというような位置関係になっておりますので、まずもってそれぞれ個別のばらばらの工事でまずこの施工が事実的にできるのかというと、非常に難しい問題があるというところが1つと、それと、ここで黄色と緑で色分けしております。この緑の部分というのは新名神高速道路、これが単体で工事を行ったとしてもこの部分の土工事というのは発生するエリアになってきておりまして、今回、同時施工のNEXCO負担分がこの緑の部分になっております。一方、黄色い部分というのが東部丘陵線のいわゆる市の負担部分の場所になるんですけど、東部丘陵線をまず単独で造ろうと思えば、この新名神がないという計画でいけば、当然この緑の部分も土工として計上していかなければいけない区域という部分になっておりますので、実際にちょっと金額的には算出はしておりませんが、こういうような形で要するに同時施工することによって工事が円滑に進むこと、またなおかつ、手戻りや要するに負担割合というのもこういう部分で市としてはメリットが十分にあるというふうに考えているところです。  それと、土の関係ですが、今回、新名神事業におきましては、新名神のいろいろな長い区間がございますので、その中で土のやり取りというのはバランスが取れているというふうな形にはなっております。しかし、東部丘陵線の部分につきましては、一定盛土等が出てきておりまして、最終的にその土のやり取りについては、今、精査しておるところではございますが、一定今回の土工事の中でも、掘削といたしましては約200万立米ほどの掘削数量、36億の中でそれぐらいの土の土量というのは見込んでいるというところでございます。ただ、それ全てがそういうわけではなしに、盛土部分があったりとかいうところがございますので、そういった中での土のやり取りになってくるというところでございます。  以上です。 ○熊谷佐和美議長  若山議員。 ○若山憲子議員  工事の切土イメージということで、単独でしたらその緑の部分も城陽市がかぶらなあかんということで、いわゆる円滑に工事がいくためには新名神と同時施工ということだったと思うんですけれど。その金額については出してないということだったと思うんですけれど、土で換算して、今後できるだけそういうことが市民に示されるように。でないと、確かに工事としてはNEXCOと同時施工をしたほうがメリットがあるというように、実際には工事が単独でするとなかなかいかないということがあると思うんですけれど、契約ですので、その辺のメリットをぜひ示してもらえるように。どういう形で示すのかは別ですけれど、ぜひそこはお願いをしたいと思います。  それと、先ほどおっしゃっていたこのNEXCOとの同時施工の部分以外のところですよね。青い線でというようにおっしゃっていました。単費でというところなんですけれど、そこについてはいわゆる当初の東部丘陵線の65億の中に含まれているのか、東西のところは新たに今後予算として発生をしてくるのか、その点教えてください。 ○熊谷佐和美議長  中林部長。 ○中林憲彦まちづくり活性部長  まず一緒にやることによってどれだけの金額が出るのか、メリットがあるのかということについては、すみません、ちょっと政策監が申しましたように細かい数字を押さえておりませんので、それは申し訳ございません。  ただ、もう一ついいますのは、これはものすごい大きな工事でございます。予算だけではなくて、執行体制のことを考えても、実際にこれをもし市でやろうとすると、今の体制ではとても難しいということもありますので、単純に予算だけではなくて、そういう人員体制のメリットも大きいかというふうに思っております。  それから、今回、NEXCOさんの委託というのはあくまでも東部丘陵線と並行している部分になりますので、今、言いましたように、木津川運動公園より西側の青い部分、それからあわせて青谷のところの307号に接続するように離れていく部分、ここについては市で単独。それについてはあくまでも東部丘陵線でございますので、全体事業費の中での話でございます。  以上です。 ○熊谷佐和美議長  若山議員。 ○若山憲子議員  東部丘陵線、東も西も全体事業費の中ということで、精査をされる中で今後出てくるということだと思うんですけれど。この契約に関わるところのメリットについては、なかなか数字としては出ていないということだったと思うんですけれど。確かにNEXCOさんと共同でされるということで、いわゆるNEXCOのボーリング調査なんかも情報を共有されたりとか、市民にとってはメリットという部分もあったと思いますので、それでも市民から見た場合に、契約ですので、ぜひ分かりやすいように、そこのところは今後、提示していただけるように、よろしくお願いします。 ○熊谷佐和美議長  ほかに質疑はありませんか。  西議員。 ○西良倫議員  工事内容のところで排水構造物工というのがあります。一式とあるんですけれども、具体的にどういうことなのか、分かる範囲で結構ですので、教えてください。  排水河川というのが分かれば、どこの川に流すつもりなのかということを教えてください。 ○熊谷佐和美議長  大石新都市政策監。 ○大石雅文まちづくり活性部新都市政策監  排水構造物工は、道路の両サイド等にできる、要するに道路の排水施設、側溝等の施設のことを指します。  それと排水箇所なんですが、この東部丘陵線は延長が非常に長い道路でございますので、全体の中で青谷川、長谷川、今池川、この3つの排水区域がございますので、それぞれが排水区域を受け持つところに調整池を設置して、それぞれの河川に排水するという計画としております。  以上です。 ○熊谷佐和美議長  西議員。 ○西良倫議員  いいです。 ○熊谷佐和美議長  ほかに質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○熊谷佐和美議長  これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第19号については、委員会付託を省略いたします。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○熊谷佐和美議長  ご異議なしと認めます。よって議案第19号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○熊谷佐和美議長  討論なしと認めます。  これより議案第19号を採決いたします。  議案第19号は、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。         〔賛成者挙手〕 ○熊谷佐和美議長  全員挙手。よって議案第19号は、原案のとおり可決されました。           ────────────────────── ○熊谷佐和美議長  日程第17、議案第1号から日程第23、議案第7号までの7議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  奥田市長。 ○奥田敏晴市長  〔登壇〕 議案第1号から議案第7号までの7議案につきまして、一括してご説明申し上げます。  本件の7議案につきましては、いずれも令和3年度各会計の当初予算でございます。新型コロナウイルス感染症の長期化により大変厳しい財政状況の中での編成でございましたが、誰もが輝き、希望あふれる予算として編成を行ったところでございます。  まず議案第1号、令和3年度城陽市一般会計予算につきましてご説明申し上げます。  令和3年度城陽市一般会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ319億6,200万円でございまして、前年度の当初予算額と比較いたしますと、4億500万円、率にいたしまして1.3%の増でございます。前年度に市債の一部を繰上償還したことから公債費の減があるものの、新型コロナウイルスワクチン接種に伴う物件費の増や普通建設事業費、扶助費等の増が影響し、増となったものでございます。  続きまして議案第2号、令和3年度城陽市国民健康保険事業特別会計予算につきましてご説明申し上げます。  令和3年度の城陽市国民健康保事業特別会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ85億9,631万6,000円でございまして、前年度の当初予算額と比較いたしますと、2億9,434万3,000円、3.3%の減でございます。  続きまして議案第3号、令和3年度城陽市寺田財産区特別会計予算につきましてご説明申し上げます。  令和3年度の城陽市寺田財産区特別会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ3,666万6,000円でございまして、前年度の当初予算額と比較いたしますと、1億2,087万5,000円、76.7%の減でございます。  続きまして議案第4号、令和3年度城陽市介護保険事業特別会計予算につきましてご説明申し上げます。  令和3年度の城陽市介護保険事業特別会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ62億5,821万1,000円でございまして、前年度の当初予算額と比較いたしますと、3億1,729万7,000円、4.8%の減でございます。  続きまして議案第5号、令和3年度城陽市後期高齢者医療特別会計予算につきましてご説明申し上げます。  令和3年度の城陽市後期高齢者医療特別会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ14億2,777万8,000円でございます。前年度の当初予算額と比較いたしますと、1億217万円、7.7%の増でございます。  続きまして議案第6号、令和3年度城陽市水道事業会計予算につきましてご説明申し上げます。  令和3年度の城陽市水道事業会計におきます業務の予定量は、年間総配水量787万3,050立方メートル、1日平均配水量2万1,570立方メートルと見込んでおります。  収益的収支につきましては、収入で16億2,459万2,000円、支出で15億127万5,000円を計上いたしております。  また、資本的収支につきましては、収入で5億8,974万6,000円、支出で14億2,492万1,000円を計上いたしております。なお、資本的収入額が資本的支出額に対しまして不足する額につきましては、過年度分損益勘定留保資金で補填することといたしております。  続きまして議案第7号、令和3年度城陽市公共下水道事業会計予算につきましてご説明申し上げます。  令和3年度の城陽市公共下水道事業会計におきます業務の予定量は、年間総有収水量833万立方メートル、1日平均有収水量2万2,822立方メートルと見込んでおります。  収益的収支につきましては、収入で22億8,500万7,000円、支出で18億7,783万7,000円を計上いたしております。  また、資本的収支につきましては、収入で15億1,434万3,000円、支出で22億1,664万6,000円を計上いたしております。なお、資本的収入額が資本的支出額に対しまして不足する額につきましては、当年度分損益勘定留保資金で補填することといたしております。  以上、何とぞよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○熊谷佐和美議長  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○熊谷佐和美議長  質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第1号から議案第7号までの7議案については、12人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたします。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○熊谷佐和美議長  ご異議なしと認めます。よって議案第1号から議案第7号までの7議案については、12人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  さらにお諮りいたします。  ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、お手元に配付の予算特別委員会委員名簿のとおり指名いたします。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○熊谷佐和美議長  ご異議なしと認めます。よって予算特別委員会の委員の選任については、お手元に配付の予算特別委員会委員名簿のとおり選任することに決しました。  なお、委員長及び副委員長については、委員会条例第7条第2項の規定により、委員会において互選願います。                             (委員名簿は巻末に掲載)           ────────────────────── ○熊谷佐和美議長  日程第24、請願についてを議題といたします。  お手元に配付の請願文書表のとおり、請願第3−1号及び請願第3−2号は、それぞれ所管の委員会に付託いたします。                            (請願文書表は巻末に掲載)           ────────────────────── ○熊谷佐和美議長  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りいたします。
     明日2月23日から3月4日までは休会とし、3月5日午前10時から本会議を開きます。  これにご異議ありませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○熊谷佐和美議長  ご異議なしと認めます。よって3月5日午前10時から本会議を開きますので、お集まり願います。  本日は、これをもって散会いたします。         午後0時09分     散 会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                    城陽市議会議長   熊 谷 佐和美                    会議録署名議員   上 原   敏                       同      奥 村 文 浩...